トチノキProject
「土地の物」をテーマに、二つの制作物を組み合わせたオブジェを展示します。一つは、本巣市根尾地区の土を使い作陶した器。これは、作陶用に調整された物ではなく、フィールドワークの中で見つけたものを窯で焼き、表情を楽しみながら手元に残る試みを行います。もう一つは、土を採取した近くの石や植物を3Dデータ化しプリントアウトしたものを現実に近い形のミニチュアとして手元に残る試みを行います。土地の記録を、アナログな手法とデジタルな手法の二つを組み合わせから、山との関係を考察します。